みなさんこんにちは。
実は私、最近ブッシュクラフトというものに興味を持ち、ぜひ始めたいと思いました!
ブッシュクラフトとは何かというと、うまく言えませんが、できるだけ専用のキャンプ道具を使わずに、自然の中にあるものや、すでに持っているものを利用するキャンプ活動、でしょうか。違っているかもしれませんが、なんかストイックでいいですよね。
ブッシュクラフトとナイフ
ブッシュクラフトで必要な道具といえば、まずはなんといってもナイフだとおもいます。
木や食材など、いろいろなものを切ることができ、加工することができる。 いざというときには身を守るための武器にもなる。
これさえあれば、他の道具はなくてもなんとかなるような気がします。 もし山に何かひとつだけ道具をもっていくとしたら、やはりナイフを選ぶでしょうね。
私とナイフ
私もともとナイフが好きで、昔は結構いろいろ買ってました。ただ、買ったナイフの半分以上は、今は持ってないとおもいます。 わざわざ捨てることは無いので、たぶんいつの間にか無くしてしまったんでしょう。
もちろん、今でも持ってるナイフもいくつかあって、ブッシュクラフトでも使っています。 今回はそれらのナイフを紹介したいと思います。
ヒロハンター
私のメインのナイフはこれです。「ヒロオリジナル ヒロハンター 」というシースナイフ。
ヒロナイフという、増井紘昭氏が立ち上げたブランドだそう。その名のとおりハンティング用ナイフですね。と言ってもハンティングするわけじゃないですが。。
これ、いつ買ったんだろ。。かなり昔のはずですね。10年以上前なのは間違いないです。
さすがにもう、売ってないだろうとおもいきや、検索したら出てくる。。
某ナイフの通販サイトにもありますが、ちょっと驚きです。まだ売ってるのでしょうか。 しかもサイトにはこのナイフの詳しい説明まで書いてあるのでありがたいです。
ヒロハンターのスペック
ヒロハンターの主なスペックは以下だそう。
- ブレード長:約11.3cm
- 全長:約22.2cm
- ブレード:銀紙1号
- ハンドル:ウッドマイカルタ
- 重さ:約177g
ハンティングナイフとしては、ポピュラーなスペックですね。
大きさや形など
昔の自分が何故このナイフを選んだのかは、正直覚えていません。見た目と、値段で選んだんでしょうね。
ただ、今見てもこのナイフ、バランスがいいです。
まず、大きさがちょうどいい。ハンティングナイフとしては、標準的な大きさでしょうか。
ハンドルはウッドマイカルタで、昔はナイフのハンドル材としてはとてもポピュラーでした。一見ツルツルしていますが、かといって滑りやすいということもなく、握りやすいですね。
またこのナイフ、ナロータングと言って、ハンドル材に挟まれた金属部分が小指側に行くほどだんだん薄くなっていくんですが、それにより持ったときの重量バランスと、全体の軽量化が図られています。つまりフルタングでしっかりしているのに、軽いということですね。
しかも金属部分だけではなくハンドル自体も薬指や小指部分が薄くなっていて握りやすく、小指に力が入りやすいように工夫されています。
ブレードの形状は、ラブレスなどの有名なハンティングナイフとはちょっと違います。ポイント(先)が結構尖っています。
ハンティングで獲物の皮を剥ぐだけであれば、もっと丸みを帯びた形のほうが剥ぎやすいらしい(いわゆるスキナーという形状)ですが、こちらのほうが突いたりもでき、アウトドアで使う場合には、汎用性が高いと思います。
ただ、蛤刃では無いので、バトニングをするには刃が痛みそうでちょっと不安があります。
ブレード
ブレードの材質は銀紙1号です。
銀紙1号とは、日立金属が開発した国産のステンレスで、硬度はHRC59~61ぐらい。ナイフでよく使われる440Cという素材がありますが、それに似てるかもしれません。
硬さの好みは人それぞれだと思いますが、私はあまり硬いのは研ぎにくいので苦手ですね。これくらいがちょうどいいです。あまり硬いと、砥石の上でつるつる滑るだけで、ぜんぜん研げる気がしません。
切れ味もいいですね。和式の炭素鋼にはかなわないと思いますが、よく切れます。ステンレスなので錆びにくいし、切れ味と歯持ちと研ぎやすさのバランスが取れています。
銀紙1号、おすすめなので一度使ってみてください!
シース
当然ですが専用のシースがついていて、とてもしっかりした作りです。年季が入っているので、皮がすこし禿げかけているところもありますが、それもまたいい味だしてますね。
ただ、ひとつだけ残念なことが。私は左利きなのですが、これは右利き用のシースだということです!まあ当たり前ですが。。
これを左腰にぶら下げると、当然ながら抜きにくいんです。抜いて一回くるっとひっくり返す手間がかかります。これについてはもうどうしようもないので、今度自分で左利き用のシースを作ってみようと考えています!
まとめ
ここまでヒロハンターについて紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。
他のナイフはまた次回紹介しますので、お楽しみに!