ブッシュクラフトワーク

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ユーエム工業シルキーナタは日本刀の切れ味

ユーエム工業シルキーナタは日本刀の切れ味

みなさんこんにちは。

ブッシュクラフトといえば、ハンドアックスつまり手斧のイメージがありますが、私はナタを使っています。

なぜかと言うと、単純に手斧を持っていないからです。

それに手斧を使うケースって、太い丸太を割るとか、木を切り倒すとかだとおもいますが、まだそのような場面が無いのでナタで間に合っている感じです。

ただ、もっと本格的な活動をするようになれば手斧が必要になってくるとおもいます。その時は手斧を買う予定です。



ユーエム工業 シルキーナタ

私の持っているナタはユーエム工業という会社が作っているシルキーナタという製品で、ホームセンターで買ったものです。

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ユーエム工業のシルキーナタ。現代的な感じです

ユーエム工業さん、ノコギリをメインに販売している会社のようですね。

これを買った理由ですが、一つは左右兼用のシースです。前回お話したように私は左利きで、刃物は左右兼用のシースがついているものでないと非常に使いにくいのです。

この写真もそうですが、ナタを左利き用に収納することができます。

その他の理由としては、しっかりとした作りでとても丈夫そうなのと、ゴムグリップの握った感じがしっくり来て使いやすそうだったことです。

では細かく見ていきましょう。


スペック

シルキーナタには大きさが4種類あって、150mm、180mm、210mm、240mmです。

そして刃のタイプとして片刃と両刃があります。私が持っているのは210cmの両刃タイプです。

シルキーナタのスペック
品名 シルキーナタ 両刃 210
品番 555-21
刃渡り 210mm
刃厚 5.7mm
重量 865g
材質 合金鋼

210mmを選んだのは、240mmだとちょっと大きすぎで、逆にこれより小さいと刃長が短くて使いにくそうだったからです。 これぐらいがちょうどバランスがいいと思います。


シルキーナタの特徴

ここからシルキーナタの特徴を見ていきましょう。

以下のシルキーナタの公式サイトも参考にさせていただきました。

シルキーナタ 両刃 NATA | ユーエム工業:シルキー


ゴムグリップの採用

大きな特徴としては、木ではなくゴムグリップを採用していることでしょう。素手はもちろん軍手でも滑りにくく、手にしっかりと馴染むグリップです。

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ゴムグリップが握りやすい

普通のナタの場合、軍手だと手が滑ってすっぽ抜けそうになることもありますが、これはまずそんなことにはならなそうです。


ブレードごと交換できる

またこのゴムグリップはブレードから外すことができ、ブレードまるごと交換することができるそうです。

予備のブレードが本体の半額より少し高いぐらいで販売されているので、現場作業でハードな使い方をする人は予備のブレードを買っておくといいかもしれません。


日本刀の切れ味?

シルキーナタの売りの一つはその切れ味だそうです。公式サイトにはなんと日本刀の切れ味を追求した、と書いてあります。

「世界一切れる刃物は日本刀です。その日本刀の切れ味を追求して生まれたのが、このシルキーナタです。しかも、小刃のみの研磨で済むので、楽に刃が研げます」

とのこと。

ナタであるにもかかわらず日本刀の切れ味を追求とは!なかなかやりますね。しかも研ぎやすいと。


実際に紙を切ってみる

実際に使った感想としては、たしかに切れ味はいいですね。試しに紙を切ってみるとスーッと切れます。

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刃が引っかからずに紙がスーッと切れる

しかし、ナタは切れ味が良ければいいというものでもなく、丈夫さが何より大事です。

私が持っている和式の小さなナタがありますが、ラフに使っていたせいもあり、刃が欠けてボロボロになってしまいました。。

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和式のナタ。刃がボロボロ。。これでもだいぶ研いだのに

やはり炭素鋼は気を使いますね。

その分このシルキーナタは丈夫なので、安心です。

実際に山で何度か使いましたが、木の枝を切ったり薪を割ったり、ガンガンつかうことができました!


実際に木材を割ってみる

今度は小さな木材を割ってみます。

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木材を割ったところ。しかしこのあとアクシデントが。。

これぐらいの木材なら簡単にパキッと割れます。


刃が欠けるというアクシデント発生!

ところが、木材を最後まで割り切ろうと思って、ブロックの上でトントンやっていたところ、勢いが良すぎて刃がブロックにあたってしまい、刃が少し欠けてしまいました。。

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小さくて見えにくいですが、刃が少し欠けてしまった

大ショックです!

これぐらいの欠け方なら普通に使う分には使えそうですが、欠けた刃で使うのはあまりいいことではありません。

欠けたところからまたさらに刃が欠けてしまうこともあります。


砥石で研いでみる

想定外ですが、急遽砥石で研いで刃を治すことにしました。

公式サイトを見たところ、Q&Aがありました。親切ですね。

Q. 砥石で研ぐことはできますか?

A. 砥石で研いでいただけます。1000番台でとぎ、3000番台で仕上げてください。

普通の砥石で研げるようです。

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砥石で研いで修復完了

シャカシャカ10分ぐらい研いだところ、なんとか修復できました。研ぎ方が下手なのはご容赦ください。

研いでみてわかったのですが、このブレード、見た目ほど固くないですね。普通に研げます。というか研ぎやすいです。

改めて感じましたが、このブレードはいいですね。実際に研いでみて当初の印象とだいぶ変わりました。


切れ味がパワーアップ!

研いだので、ますます刃が鋭くなりました。日本刀の切れ味というのも、まんざら嘘でも無いかもしれませんね。

ただ刃が欠けないように、研ぐ際はあまり鋭角にしないほうが良さそうです。

まあブロックにぶつければどんな刃でも欠けてしまいますが。。


ブレードの材質は?

ブレードの材質ですが、「強靭な特殊合金鋼を採用」とあります。特殊合金鋼ってなんだろうという感じですが、それ以上の情報はありませんでした。

ブレードになにかヒントになるようなものがないかと思って、見てみると。。

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ブレードには MADE IN JAPAN の文字が

特に何も無いですね。

MADE IN JAPAN と書いてあるぐらいです。

おそらく、この会社の企業秘密なのかもしれません。


シルキーナタのまとめ

まとめとしては、シルキーナタ、とてもいいと思います。値段がちょっとお高いですが、その価値はありますね。

日本の企業の技術が詰まった、渾身の一本ではないでしょうか。

安いナタを買ってすぐに使えなくなるぐらいなら、これを買って長く使ったほうがいいと思います。

個人的には研ぎやすいのが気に入りました。自分で研げない刃物は実用的とは言えないですから。

刃物は研いでなんぼです!

ではまた。